【現役WEBマーケターがブログだけで教える】Amazon.comから、日本のECの未来を予測する

本気でECサイトの売り上げを伸ばすために

アメリカ「Amazon」から予測する、これからの日本のEC業界の未来

こんにちは。EWORKS株式会社の新川です。

今回は「本気でECサイトの売り上げを伸ばすため」にと題し、今後のEC業界の未来について、考えていきたいと思います。

2018年のEC市場は、経済産業省の調査データから推測すると、物販系については、10兆円規模に上ると予想されます。

国内のECの売り上げ規模が順調に伸びていき、まだなお伸び代があるという、EC事業者にはポジティブな状況ですが、一方、競合他社も続々とEC化率を高めています。

特に、大企業やメーカーそのものがECに参入してくるケースも増えており、圧倒的な認知度や露出力で、ECの市場についても、マーケットを抑えにきている状況です。

中小・零細企業は、実店舗の売り上げが減少し、さらにインターネットの世界でも販売を伸ばすことが難しくなっているのが実態です。

そんな厳しい時代の中、資本力のない企業は、どのように戦っていけばいいのでしょうか。

そこには様々な戦略が考えられますが、一つだけ共通することは、行動を起こすことです。

もちろん、ただ、がむしゃらに動いても効果は望めないでしょう。しかし、例えば、少し先の未来がわかればどうでしょうか?


優秀な経営者など一握りの天才のように、何年も先のことを読めるようになるのは難しい。しかし、少し先の未来なら、情報を精査し、分析することで、より、確度の高い未来を予測することは可能です。

極端な例ですが、一ヶ月後に、仮に、日本の草履(ぞうり)が爆発的にヒットすることが分かっていれば、何としてもそれを仕入れることを考えるでしょう。


時代の少し先を読み、先回りをし、準備をすること。

それによる優位性の確保=莫大な恩恵を得ることは、中小零細企業でも十分可能です。

重要なのは、「日々のルーティンワークから抜け出し、未来を予測し、行動すること。

そこで本記事では、EC業界の近い未来を予測する指標として、米国のAmazonの状況を見ながら、日本のEC業界の近未来について考えてみたいと思います。

それでは、よろしくお願いいたします。

アメリカのAmazonから、日本の未来を予測する

・アメリカでは、すでに「AmazonをEC事業の主軸として捉え、運用」している

・日本のEC事業者のAmazonとの向き合い方は、アメリカの2年ほど前くらいの状況。「いかにAmazonを利用するか」のフェーズ。

・今のうちに、Amazonに出店し、信用(レビューなど)を育てることが重要になってくる

Amazon

すでにAmazonなしでは考えられないアメリカ

みなさんご存知のアメリカの大企業「Amazon」。この記事をお読みの方のなかにも、利用している方や、Amazon内に出店している方など、多くいらっしゃると思います。

そんなAmazonですが、アメリカでは、数年前まで「いかにAmazonの勢いを止めるか」といった風潮だったものが、「いかにAmazonを利用するか」という考え方にシフトし、現在では「Amazonを中心に据えて事業を展開する」というところまでになりました。

すでにAmazonは、コンビニのように人々の生活に浸透し、切っても切れない関係になっているのです。

実際に、アメリカでのECの売り上げシェアは、Amazonが50%にも及んでいます。ECを利用している人の半分がAmazonで購入していることになります。

日本では楽天市場という、Amazonに対抗しうる存在がありますが、アメリカではそのような存在がないこともあり、どんどんシェアが高まる一方となっています。

一方、たくさんのユーザーがいるということは、市場も大きいという証左であり、ゆえにAmazon内に出品している事業者同士の戦いも当然熾烈を極めています。

例えば、Amazon内のクリック課金型広告(クリックするごとに費用がかかる。その代わり、検索画面にて目立つところに露出できる)については、日本の2倍以上の単価というデータがあります。

冒頭で、認知度や露出力のある大企業と記載しましたが、巨大な広告費を捻出できる大企業が有利なのは、このようなところにも見られます。

一方、広告を利用しない方法として、地道に検索順位を伸ばす方法もあります。

こちらについては、様々な要素によって検索順位が決まっていますが、現段階で非常に重要なファクターは「どれだけ良質なレビューを集められるか」といったことになります。

さらに、順位の優劣だけではなく、良質なレビューがあることで、購入率が高まる事例も多く見られています。

そして、このAmazon内のレビューは、今後、日本でも、非常に重要になってくるでしょう。

なぜなら、若年層を含め、まずAmazonで検索し、それから購入を決めるユーザーが、これから増えてくることが予想されるからです。

若い層だけではなく、今やすべての年代で、スマートフォンの利用率が高まっています。

なぜでしょうか? 

それは、、「ブラウザからGoogleにて検索をし、目的の情報がなかなか出てこないよりも、Amazonなどのアプリを利用し、直接、商品を探したほうが効率が良いからです。当然、商品のレビューもページ内には載っており、そこだけで買い物を完結してしまうユーザーが増えてきているのです。

そして、これは日本でも同じことです。「Amazon内に商品を出品し、どれだけ良質なレビューを持てるか」は、EC事業者にとって、今後、非常に重要になってくるでしょう。

まとめ

今回は、簡単ではありますが、Amazonを例に、今後のEC業界の推移を予測する考え方を、シェアさせていただきました。

現在、日本は、2年ほど前のAmazonの状況に酷似しています。そして、今までも同じような推移で進んできています。

アメリカは、日本とは人口も文化も違いますが、小売やECの環境などが日本に近く、今後も未来を予測するのに、とても参考になる市場です。

このようなモデルケースを見つけ、分析、調査し、自社に最適な形で適応することが、AIが台頭する時代のマーケターに求められていくスキルになると思います。

Amazonについては、EC事業にとどまらず、今後も、拡大を続けていくことでしょう。

まだ比較的少ない費用や労力で対策を取れる今の状況で、どれだけしっかり戦略を立て、対策を取り、そして行動に移すことができるのか。

それらが、今後、数年間のEC事業の分岐点になるかもしれません。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

EWORKS株式会社
新川達朗

投稿者プロフィール

新川 達朗
新川 達朗EWORKS株式会社 取締役
【茨城県観光物産協会ECサイト運営&アドバイザー】
【eスポーツ事業運営責任者】
【日本Web大賞!受賞】

WEBデザイン&プログラミング・コンサルタント・取材執筆・アプリ・動画作成・営業などなど。
必要であれば、何でもやります。
経験や知識は重要。人間力は、もっと重要。

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