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【ビジネスとしてのeスポーツ】eスポーツカフェについて – esports Japan(eスポーツジャパン)

【ビジネスとしてのeスポーツ】eスポーツカフェについて

ビジネスとしてのeスポーツ

こんにちは。esportsJapan運営担当です。

本記事では、eスポーツに関するビジネスについて、お話をしていこうと思います。

2019年2月頭の執筆時、弊社にも多くのeスポーツのご相談をいただいております。

特に、企業様からのお問い合わせが多く、ほとんどが「eスポーツに関するビジネスをしたいのだが、何をすればいいのか分からない」とのお声をいただいております。

アメリカや韓国など、すでに世界では圧倒的な人気を誇る「eスポーツ」が、やっと国内でも注目され始め、ビジネスに繋げようという動きが多く出てきております。

その背景には「主事業の他に、新しい収益モデルを作りたい」といった経営者の方々、または、その経営陣から「eスポーツが話題になっているので、何か動くように」と指示を与えられている担当者様など、様々だと思います。

eスポーツ先進国では、賞金が一億円を超えることも珍しくなく、その市場性の高さを数字で如実に表しております。

しかし、そういった国々と、国内を比べてしまうのは、いささか早計です。

世界では、すでにeスポーツの市場が確立されています。一方、国内は盛り上がってきているものの、まだまだ投資フェーズと言ってもいいでしょう。

もっとも、そのような状況だからこそ、ビジネス的な観点から見ても、eスポーツには圧倒的なチャンスが存在します。

「先行者優位」。これは、どんなビジネスにも当てはまります。こと、ネット業界においては、このスピード感がどれだけ重要かということは、現役のWEBマーケターでもある、筆者は、痛いほどに実感しております。

eスポーツビジネスとしてのeスポーツカフェ

eスポーツに関するビジネスで、よくご相談をいただくのが「eスポーツカフェ」についてです。

eスポーツ関連のビジネスについて調べる際、初心者の方が、まず辿り着くのが、この「eスポーツカフェ」でしょう。

では、このeスポーツカフェとは、どんなものなのか。簡単に、ご説明いたします。

eスポーツカフェとは

eスポーツカフェとは、eスポーツのゲームタイトルのプレイを目的とした「ゲーミング(インターネット)カフェ施設」になります。。

現状、eスポーツカフェについては「インターネットカフェ」のカテゴリーとなるのが一般的です。(まだ、eスポーツカフェは明確に定められていないのが現状)

eスポーツのゲームを楽しむ機材(パソコンやネット環境等)が完備され、大会やイベント、交流会などが開催されるコミュニティの場としても活用されています。

ゲームを個人、またはチームや友達で楽しむ、といった意味では、ゲームセンターに近いでしょう。

ちなみに、フードの持ち込みも可能なところが多く、もちろんカフェ内でもフード、ドリンクが提供されています。

このeスポーツカフェですが、先述した通りに、ゲームセンター、またはインターネットカフェのようなビジネスモデルのため、イメージがしやすいこともあり、まず、eスポーツ関連のビジネスとして検討されるようです。

しかし、このeスポーツカフェについては、まだ色々と難しい部分があるのが現状です。

以下に、その辺りについて、まとめましたのでご覧ください。

eスポーツカフェのハードル

「風営法無許可営業」の問題

eスポーツカフェには「風営法」、つまり「風営法無許可営業」の問題をクリアしなければなりません。

本記事では「風営法」の詳細は省きますので、後ほど、ご確認いただければと思います。
ここで重要なのは「デジタルゲーム設備を客に提供する営業者は「風営5号業種」としての営業許可の取得が必要となってくる、ということです。

そうなると、当然、eスポーツカフェでも「風営法上の許可」を取らなければなりません。

一方、現在、国内に存在するeスポーツ関連施設、もしくはゲームカフェと呼ばれる業態のほとんどが「風営法上の営業許可を取得しないまま営業を行なっているのが実態のようです。

それらの多くの店舗が、何か言われた際に返す理論武装をしているようですが、そのような危ない橋は渡らず、しっかり許可を取っておくのに越したことはないでしょう。

また、eスポーツカフェではなく「インターネットカフェ」として届け出を出す場合もあるようです。

なぜ、そのようなことをするのかというと、インターネットカフェは、風営法の規制対象外となる営業種だからです。

パソコンのゲームを主体としているゲーム施設の多くは「インターネットカフェ」の体裁を取ることで、風営法上の営業許可の取得が不要であることを主張しています。

今後、eスポーツの加熱と共に、こういった、ある意味でのグレーゾーンの部分については、しっかり統一されるようになるでしょう。

しかし、この辺りは、かなり流動的なので、今後、不都合が生じないように、長期的な視点で、しっかり対策を取っておいた方が良いでしょう。

ゲームタイトルの選択・導入の壁

当然ですが、営利目的の場合は、各eスポーツタイトルのメーカーから許諾を取らなければなりません。

しかし、現在、国内のメーカーは、許諾を取るのは難しい状況があります。一方、海外製のゲーム(パソコンゲームなど)でしたら、比較的許諾は取りやすいとされています。

いずれにしろ、どのゲームをプレイできるようにするのか、は、eスポーツカフェの運営側では決められず、あくまでもメーカー、パブリッシャー次第になります。

さらに、需要のないタイトルを導入しても、お客さんは訪れないでしょう。また、ゲームタイトルは流行に影響されやすく、タイトルによっては廃れていく可能性もあります。先見性を持って、タイトルの導入を決めなければ、集客は難しくなるでしょう。

周辺地域のeスポーツ人口(潜在的ニーズ)について

当然ですが、その地域に、eスポーツに興味のある層がいなければ運営自体成り立ちません。

交通のアクセスがよく、県外からなどからも容易にゲーマーが訪れることができる環境であれば、それだけ見込み客を獲得できるエリアは広くなります。そういう意味でも、立地条件は、かなり重要なものになります。

現状、ターゲット層は、20代から30代の男性が適していますが、当然、女性のゲーマーもたくさんいらっしゃいます。

ターゲットの潜在層が少ないと予想される場合は、女性ゲーマーや初心者でも訪れやすいなど、他では行なっていない層向けに訴求するなど、特色を出すのも良いでしょう。

ちなみに、ヨーロッパでは、平均年齢70歳才以上のゲーミングチームもあります。

将来的には、そういった高年齢層も、当たり前のようにゲームを楽しむ時代が来るかもしれません。

今回のまとめ

今回は、以上となります。

eスポーツビジネス、特にeスポーツカフェについて、お話しをさせていただきました。

「市場が出来てから動くのか」もしくは「市場を作るために動くのか」といった部分については、賛否両論あると思います。

個人的には、eスポーツは国内でも市場を拡大していくと推測されるため、なるべく早期に動き出し、市場を作り出す、もしくは市場が形成されるのを準備をしながら待ち構える、といったところを狙っていった方が良いのかと思います。

もっとも、eスポーツカフェのような施設は、将来的に、メーカー・パブリッシャーが直接、自分たちで立ち上げてしまう可能性もあります。

ビジネス的に拡大していくのが濃厚な場合は、極端な話ですが、許諾を取り上げる、もしくはライセンス制(有料、もしくは高額な利用料)を課すことも十分考えられるでしょう。

そうなった時に困らないように、しっかりと対策・予防策は考えておきましょう。情報収集も欠かさないようにしてください。

今回も、お読みいただき、ありがとうございました。

esportsJapan
運営担当

投稿者プロフィール

鴉(からす) 大先生
鴉(からす) 大先生esportsJapan運営責任者
・esportsJapan運営責任者
・日本Web大賞!受賞

子供の頃は、筋金入りのゲーマー。特に、RPG・シミュレーションをこよなく愛する。

その他、WEBデザイン&プログラミング・コンサルタント・取材執筆・アプリ・動画作成・営業など。必要であれば、何でもやります。

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