【eスポーツの初心者向け】日本と世界の違いや現在の状況・大会などについて | esports Japan

esportsJapan運営責任者の鴉(からす)大先生と申します。
ページ下部の投稿者プロフィールを見ていただければわかりますが、私は故(ゆえ)あって、素顔を隠しております。
一見、妖しげな男(ふざけてるとも言えますが)のように思えますが、本来はとても真面目で、少々恥ずかしがり屋の男と自覚させていただいております。
私自身、ゲームは、ファミコンのドラゴンクエスト3からプレイし、ゲーム歴は、30年以上を超えています。
当時は、まさかゲームが「スポーツ」と呼ばれるようになるなど想像すらできませんでした。
「プロゲーマー」として賞金を稼ぎならゲームで生活ができる。そんなエキサイティングな時代が、ついにやってきたのです。
そして現在、esportsが、日本でも少しずつ普及し、認知度を高めていっています。
そんな、静かに、しかし確実に熱を高め続けているesportsの魅力を、このサイトならではの視点で、楽しく伝えていきたいと思っております。
今後とも、何卒よろしくお願いいたします。

先述した通り、本サイトでは、地元の茨城県はもちろん、日本全国のeスポーツの大会やイベント情報、プレイヤー紹介、そして世界のeスポーツの情報についても発信していきます。
2019年に開催される「第74回 国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」でも、文化プログラムとして、eスポーツが実施されることが決まっております。
この大会では、KONAMIから発売されている「ウイニングイレブン」というサッカーゲームが競技として使用され、他にもう一つタイトルが追加されるとのことです。
【本日発売!】#ウイイレ 2019発売中!
欧州各国リーグの開幕とともに、ウイイレの新シーズンも開幕!
発売を記念し、アンバサダーのFCバルセロナ コウチーニョ選手が出演するローンチトレーラーを公開!https://t.co/Zw6Rk5UVw0 pic.twitter.com/0hNAwdq6Vb— ウイニングイレブン (@we_konami) 2018年8月30日
すでに、世界では、esportsは、圧倒的な規模・人気を誇っており、プレイヤー人口・ファンは日本とは比べものにならず、大会での賞金総額も「億」を超えるものも珍しくありません。
そんな世界的ジャンルとなっているeスポーツですが、日本でも、少しずつ、浸透してきており、認知度も高まってきております。
そんなeスポーツにつきまして、今後、さらなる普及と拡大を目指し、その魅力を余すことなく、当サイトにて伝えていきたいと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。
そもそも、eスポーツってなに?
さて、今回ですが、当サイトをご覧いただいている方のなかには、eスポーツのことをあまり知らない方という方もいらっしゃるかと思います。
そこで、初回となる本記事では、eスポーツについて、ご紹介をしたいと思います。
「スポーツって言っても、しょせんはゲームでしょ?」という印象をお持ちの方も、ぜひ、本記事を読んで、eスポーツの魅力を存分に知ってください。
eスポーツのココがスゴい!
・eスポーツは賞金総額がケタ違い。億を超えるのも珍しくない。
・eスポーツはスポンサーもスゴい。「Google」や「コカ・コーラ」、「メルセデスベンツ」などもスポンサー契約しており、優勝チームには「ベンツ」の副賞があったことも。
・生まれつき、または後天的に身体的なハンデを抱えてしまっても、eスポーツではプロスポーツ選手になれる。
・eスポーツ先進国では、プロゲーマーはアイドル並みに人気がある。
・何より、eスポーツは楽しい!!
eスポーツとは
※【「eスポーツ(esports)」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称】です。
※一般社団法人日本eスポーツ連合様のサイトより抜粋・引用
要するに、複数のプレイヤー同士で、ゲームで対戦することを「eスポーツ」と定義しているわけです。
スポーツと名がついている以上、もちろん、eスポーツにもプロは存在します。
一般的なスポーツと同じように、eスポーツのプロ選手=プロゲーマーは、プロチーム(スポンサー企業がついているチーム)に所属し、大会に出場して勝ち進み、賞金を獲得、そうやってチームに貢献することによって報酬を得ることになります。
つまり、野球やサッカーと同じですね。その舞台が「ゲーム」というわけです。
残念ながら日本は世界からeスポーツ後進国と呼ばれており、eスポーツという単語を知らない人のほうが国内では多い現状です。
eスポーツの競技人口
eスポーツの競技人口ですが、世界全体で、1億人を超えており、いまだ増えつづけているようです。
ちなみに、サッカーの競技人口は、約2億5000万人、野球は約3500万人とのことです。
2020年頃には、eスポーツの競技人口は3億人に達すると予想されており、サッカーの競技人口すらも、上回る状況が来るかもしれません。
また、競技人口だけではなく、観戦や動画視聴者も含めると、約4億人以上となるとのことです。
日本でもゲーム実況などが流行りだしましたが、世界でもそのように、ゲームを見て楽しむ人がたくさんいるようです。
日本の競技人口についてですが、オランダの調査会社であるNewzooによると、、およそ400万人ほどしかいないようです。
日本では、プレイヤー人口や、普及率もまだまだと言えるeスポーツですが、今後、さらにeスポーツというものが社会に浸透し、プレイに関する条件やインフラ等の整備が整えば、さらに日本の競技人口も増え続けることが予想されます。
日本でのeスポーツのプロ選手
世界を見ると、eスポーツのプロ選手は、アイドル並みの扱いを受けている国もあります。
しかし、日本では、eスポーツ自体がまだまだ認知されておらず、プロの選手がいることすら知らない人もいるでしょう。
日本の初めてのプロ選手は、梅原大吾さんという方です。
2010年に、日本人初のプロ格闘ゲーマーとなりました。
ゲームのプロ化については、1997年にサイバーアスリート・プロフェッショナル・リーグというものが設立されたのが始まりです。
ゲームは、プロ化されて、約20年ほどで、梅原大吾さんが日本人初のプロゲーマーになったことで、日本でも認知されるようになりました。
日本人初のプロゲーマー「梅原大吾」さん
17歳で「ストリートファイターZERO3」の世界大会で初優勝。世界的も認めるトッププレイヤー。天性的なプレイから、欧米では「Beast(獣)」と呼ばれる。2004年に開催された大会での、「背水の逆転劇」と呼ばれる大逆転は、プロやファンの間でも伝説になっている。
「プロとしての仕事の基準は“したいか”ではなく“すべきか”どうかです」@minnanokaigohttps://t.co/GI6ofpYL2e
— 梅原大吾 (@daigothebeastJP) 2018年9月24日
eスポーツ認定のゲームタイトルについて
ゲームをやらない方で、勘違いされている方がいるのですが、eスポーツはゲームだったら何でもいいわけではありません。
そこには明確な選出基準があります。それは以下のようになっています。
・ゲーム内容に競技性が含まれること。
・ゲームとして3か月以上の運営・販売実績があること。
・今後もeスポーツとして大会を運営する予定があること。
・eスポーツとしての大会の興行性が認められること。
つまり、競技性(プレイヤーとの対戦など)のあるゲームで、かつ、3か月以上の運営・販売実績がある。そして、そのゲームでの大会を一般公開で継続的に開き、観客から、お金を徴収するビジネスモデルを行う、といったことになります。
今のところ、この条件さえクリアできれば、eスポーツ公認ゲームとして認められます。
日本のメーカーのeスポーツタイトル
eスポーツ公認のゲームはたくさんありますが、ここでは、日本人でも馴染みのあるeスポーツゲームタイトルを、いくつかご紹介します。
ウイニングイレブン
KONAMIが開発・販売している、日本で一番と言えるほど有名なサッカーゲームシリーズ。略称は「ウイイレ」。2019年の「いきいき茨城ゆめ国体」eスポーツ正式競技にも採用。2018年、インドネシアで開催されたアジア競技大会で金メダルも獲得し、話題にもなった有名タイトル。
「ウイニングイレブン2019」
実況パワフルプロ野球
ウイニングイレブンと同じく、KONAMIが開発・販売している野球ゲームシリーズ。野球ゲームのプロeスポーツリーグである「eBASEBALLパワプロ・プロリーグ」を、日本野球機構(NPB)と共同開催すると発表し、話題に。ウイニングイレブンと同様、野球ゲームの金字塔。
「実況パワフルプロ野球2018」
ストリートファイターシリーズ
1987年に第1作が発売した、有名対戦格闘ゲーム。1991年に発売された「ストリートファイターⅡ」で大ヒット。制作会社のカプコン主催の世界大会も開催されており、トッププレイヤーに日本の選手も多数います。
「
STREET FIGHTER V ARCADE EDITION (ストリートファイターV アーケードエディション)」
鉄拳シリーズ
1994年にアーケードで配信された鉄拳。ゲームメーカーの老舗であるNAMCO(現在は、バンダイナムコエンターテインメント)の、初めての3D対戦格闘ゲームです。2017年には鉄拳7が発売され、現在「鉄拳プロチャンピオンシップ」など、大きな大会が開催されています。
「鉄拳7」
THE KING OF FIGHTERS(KOF)シリーズ
1994年に第1作が発売。2003年までの間、毎年新作が発表されていた人気タイトル。2018年4月までに、実に14作品がリリースされています。「ネオジオ」を代表する「餓狼伝説」や「龍虎の拳」などのキャラクターが大集結し、いまだに根強いファンが多数存在。
「THE KING OF FIGHTERS XIV」
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
任天堂から1999年に発売。マリオやカービィーといった任天堂のキャラクター以外にも、メーカーの垣根を超えて、多数の魅力的なゲームキャラクターが参戦しています。ダメージを与えて体力を0にするゲームとは違い、ダメージを重ねて画面外に弾き飛ばすシステムが特徴的です。大人だけではなく、子供にも人気のタイトル。
今回は、以上となります。
eスポーツは、日本では、まだまだこれからの業界ですが、今後、多くのプロゲーマーが誕生し、世界で活躍。そして、さらにeスポーツが浸透することで、さらなる盛り上がりを見せることでしょう。
本サイトでも、eスポーツを盛り上げていくために、定期的に情報発信を行い、また実際に大会の開催を企画・実行するなど、積極的に活動を行っていこうと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
お読みいただき、ありがとうございました。
EWORKS株式会社
鴉(からす)大先生
投稿者プロフィール

- esportsJapan運営責任者
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・esportsJapan運営責任者
・日本Web大賞!受賞
子供の頃は、筋金入りのゲーマー。特に、RPG・シミュレーションをこよなく愛する。
その他、WEBデザイン&プログラミング・コンサルタント・取材執筆・アプリ・動画作成・営業など。必要であれば、何でもやります。
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