eスポーツの未来(可能性)とeスポーツビジネスについて

eスポーツの未来(可能性)とビジネスチャンス

eスポーツ(esports)とは

こんにちは。EWORKS株式会社の新川です。

今回は「eスポーツ」について、お話をしていこうと思います。

今年は、eスポーツ元年と言われており、eスポーツが流行語大賞候補にも選出されました。

2018年は、eスポーツという言葉が、より広く世間に浸透してきた年だと思います。

今回は、そんなeスポーツについて今後のeスポーツの未来から「ビジネスチャンスとしての可能性」まで、お伝えしていこうと思います。

それでは、よろしくお願いいたします。

eスポーツの未来と可能性

・eスポーツ(ゲーム市場)において、1億円以上の賞金が出る大会が今後増えていく

・企業もプロゲーマーとプロチームを持ち、PRする時代になる

・ゲーム(遊び)が仕事になる時代が本格的に到来する

esports

eスポーツ熱の高まり

世界では、すでに大きな人気を誇っているeスポーツ。

そんな「esports」について、まだよく知らない方もいらっしゃると思いますので、簡単に解説をしたいと思います。

esportsとは、テレビやスマートフォン、PCなどでプレイするゲームを使った、スポーツ競技のことを指します。

ゲームがスポーツとは、一体どういうことでしょうか?

そもそも、スポーツと言えば、まず、サッカーや、野球、バスケなどの体を動かすものを想像するのが一般的です。

eスポーツとは、これらのフィジカル的なスポーツと同じように、ゲームをプレイすること自体もスポーツとして捉えるということです。

そうは言っても「実際に体を動かさないのにスポーツなんておかしいじゃないか」という疑問を持つ方も多くいらっしゃるようです。


確かに、サッカーや野球などのフィジカルスポーツを基準とすれば、そのような考え方になるでしょう。

一方、例えば、囲碁や将棋、チェスなどを例に考えるとわかりやすいと思います。

囲碁や将棋、チェスなども、広い意味では脳を使ったスポーツに相当します。これらは、マインドスポーツと言われていて、高い思考能力を用いて競われるゲームのことを指します。

身体能力が大前提となるフィジカルスポーツではなく、メインが「脳」の競技でも、スポーツとなるのです。

また、スポーツの特徴として、プロリーグが存在することが挙げられます。

どのスポーツ業界にも、基本的にはプロのリーグがあり、プロの選手がいます。

サッカーや野球などのフィジカル的なスポーツはもちろん、将棋や麻雀などの主に脳を使用したマインドスポーツと呼ばれるスポーツでも、もちろん同じです。

そして、そのマインドスポーツにて注目されているのが、eスポーツというわけです。

元々、同じアジア圏でも、韓国や中国では、eスポーツは巨大な産業であり、一大エンターテイメントになっています。

そのようなeスポーツ先進国と比べ、日本は大きく差をつけられているのが現状です。

そんな国内eスポーツ業界において、2018年12月16日、革命的なことが起こりました。

日本のeスポーツ界に、なんと1億円プレーヤーが誕生したのです。

賞金一億円のゲーム大会「シャドウバース」

「シャドウバース」という、スマートフォン向けゲームの、ワールドグランプリ2018、つまり世界大会において、ふぇぐさんという日本人プレーヤーが、見事優勝。賞金の100万ドル、日本円に換算すると「約1億1000万円」の賞金を獲得したのです。

1億円の賞金。今までの国内の大会での賞金とは比べ物にならないくらい、桁違いの賞金額を獲得するプレーヤーが、eスポーツ界にも現れたのです。

フィジカルスポーツの個人競技、例えば、テニスやゴルフなどでも、大会で優勝をすると莫大な賞金がもらえます。ゲームでも同じく、大会で優勝をすると高額の賞金をもらえる時代が到来したのです。

スマホカードバトル「シャドウバース」

ゲームで大金を稼げる時代

また、ゲームのプレーヤーだけではなく、他のプレイヤーがプレイしているゲームを見るという観客・ユーザーも増え続けています。

プレーヤーと、観客が存在し、大会も開催されている。これはもう、スポーツ競技といっても差し支えないでしょう。

そして、多くのスポーツ競技と同じく、eスポーツにもたくさんのスポンサー企業が存在しています。野球やサッカーでも、ユニフォームなどに企業のロゴが入っていますが、eスポーツの盛り上がりとともに、大会への協賛はもちろん、プロゲーマーやプロチームなどにスポンサードする企業は、今後増えていくことでしょう。

プロゲーマーの存在

では、実際に、日本でもプロゲーマーは存在するのでしょうか。当然、プロゲーマーは存在し、プロのチームもたくさん存在しています。

ゲームによって、個人戦、またはチーム戦がありますが、そういったプロゲーマー、プロチームに対し、契約金を払い、バックアップしている企業も少しずつ増えていきています。

今後は、サッカーや野球と同じように、巨額の契約金を支払い、世界の頂点を目指していくという流れになっていくでしょう。

余談ですが、私たちが子供の頃は、ゲームばかりしていると怒られたものです。

しかし、今後は、ゲームがとても上手くなり、プロになることができれば、サッカーや野球選手と同じように、大金を稼げるようになるかもしれません。

そしてこれは、子供たちだけではなく、大人=企業にとってもチャンスだと捉えています。

ビジネスとしてのeスポーツ

これからは、企業が、プロのゲームチームを持ち、大会やメディア出演などを通じ、PRしていく流れが当たり前のようになるでしょう。

実際、2019年以降は、先述した、企業に所属しているプロゲーマー、ゲームチームが増えていくと思われます。

このように、すでに、ゲームの捉え方は、昔とはまったく変わってきています。

そう。すでに、現代においてはゲームで遊ぶこと自体が仕事になっているのです。

この事実を聞いて、不快な気分になる方もいらっしゃるかもしれません。なぜなら、いまだにゲームについては、好ましくないイメージを持っている方も多くいるからです。

私が子供の頃も、犯罪を犯してしまった少年がゲーム好きだと報道されることがよくあり、ゲームに関してポジティブに肯定しきれないイメージが社会にはありました。

そして、実際に、まだまだゲームに対して、あまり良いイメージを持っていない方も多いようです。

ゲームの好悪については、別の話となってしまうため、本記事では言及しません。

ただ、事実として、ゲームは、国内においてもスポーツビジネスとして成り立つ土壌ができ始めています。

また、eスポーツに関しては、他のスポーツとは違うユニークな特性もあります。

その代表的な例が、ゲーム配信です。これは、自分たちがゲームをしている画面を動画サイトなどで共有し、一緒に楽しむというものになります。

サッカーや野球について、練習風景というのは、よっぽど有名な選手ではない限り、面白いものではありません。

しかし、ゲームの場合は、その練習風景(ゲームをプレイしている状況)すらもエンターテイメントとなっているのです。そして、それをインターネットで中継し、お金を稼ぐことすら可能なのです。

世界レベルで見ると、ゲームの配信(実況)だけで、年間、数十億円も稼いでいる配信者もいます。ゲームをしている画面を中継するだけで、こんな大金が稼げるのですから、本当にすごい時代が来ているなと思います。

つまるところ、それだけゲームが好きな人が世界中におり、さらに、他人がプレイしているゲームを見て面白いと感じる人もたくさんいるわけです。

ゲーム配信者については、YOUTUBERが非常に近い存在だと思っています。

YOUTUBERは、YouTubeという動画サイトで撮影した動画を配信している方々です。動画をたくさんの方に視聴してもらうことで、広告収入を得ることも可能となっています。ゲーム配信者は、ゲームを配信し、それを見てもらうことで収益を得ています。ゲーム配信者は、YouTubeだけではなく、多くの動画プラットフォームにて配信を行っており、YOUTUBERとは同様のビジネスモデルと言っていいでしょう。

今後、eスポーツ業界がさらに発展し、市場が拡大することで、関連・派生した様々なビジネスが生まれることでしょう。


例えば、プロゲーマーの養成所、専門学校のような教育機関。実際に、サッカーや野球などのフィジカルスポーツでも、スクールやクラブチームは多くあります。eスポーツ熱の高まりに比例するように、どんどん増えてくることでしょう。

また、ゲーマーや、そのファンとのコミュニケーションに特化したゲーム配信プラットフォームなども大きな可能性があると思います。

先述したように、プロのゲームチームを持ちたいという企業も、今後増えていくでしょう。サッカー選手や、プロ野球選手と同じく、優れた選手、人気のある選手やチームは、企業にとって、最高のPR元となってくれます。

2020年代には、上記のような事例が当たり前のようになり、それに伴い、企業がスポンサーになる大会も、たくさん増えてくると思います。

元々、日本では、様々なレギュレーション、法律などの問題があり、高額の賞金を出すのが難しいとされていました。しかし、先述したシャドウバースの世界大会では、実際に1億円の賞金を出しています。

これを前例とし、2019年は、高額な賞金が出る大会が増え、さらに業界が活性していくことでしょう。

まとめ

以上のように、今後、eスポーツ業界は、とても大きな市場、そしてビジネスモデルになるという可能性をお伝えしました。

実際に弊社も、eスポーツの普及、拡大に向け、様々な企業、ゲーマーの方々と交流、連携をしています。

下記は、そのなかの一つである「esportsメディアサイト」です。

「esportsJapan」

esportsJapan

2019年には、こちらの事業でも、大きな動きをしていく予定です。

現状では、まだまだeSportsは完全に浸透しているとは決して言えません。

しかし、今後、サッカーや野球、バスケットボール、テニスなどのメジャースポーツに並び、多くのゲームファンが熱狂する時代が来るはず。

そんな夢のような世界を、一ゲームファンとしても心から望んでいます。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

EWORKS株式会社
新川達朗

投稿者プロフィール

新川 達朗
新川 達朗EWORKS株式会社 取締役
【茨城県eスポーツ協会】
【茨城県eスポーツ産業創造戦略検討調査業務プロジェクト担当】
【esportsJapan責任者】
【日本Web大賞!受賞】

WEBデザイン&プログラミング・コンサルタント・取材執筆・アプリ・動画作成・営業などなど。
必要であれば、何でもやります。
経験や知識は重要。人間力は、もっと重要。