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中国のタバコ

EC時代でも生き残る実店舗の特徴

EC時代でも生き残る実店舗の特徴について

EC(オンラインショッピング)や、オンラインサービスは日に日に発達、充実し、今では欲しい商品はクリックだけで簡単に家に届き、便利なサービスも、続々と生まれてきています。

それと同時に、昔ながらの個人商店が店を閉じていってしまっています。2019年は増税はもちろん、キャッシュレスサービス導入のハードルの高さなどもあり、対応できない店舗は店を閉じざるを得なかったという話も聞きました。

一方、そのような中でも、実店舗の強みを生かし、存在感を増している業種があります。

具体的には以下のような職種です。

・食堂
・居酒屋
・理髪店・美容室
・マッサージ店
・処方箋薬局
・旅館・温泉施設、健康ランドなど
・お寺
・病院 など

これからの時代、実店舗を経営する際に必要なのが、インターネット上だけでは受けられないサービスをいかに行い、価値を高めるかだと感じます。

例えば、美容室や、マッサージ店については、自分の体がなければ、サービスは受けられません。

マッサージ店については、出張マッサージなどもありますが、しっかりした施術を行う際に必要な、固い寝台などは持参するのが難しく、仮に持参するとなると、どうしてもコストが高くなってしまう傾向があります。

そのため、店に行った方がリーズナブルで、さらに質の高い施術を受けることができるため、店舗に行けない理由などを除き、出張サービスはあまり利用されていないようです。(美容室も同様の理由があります)

また、その場にいかないと体験できない商品、サービスも実店舗の強みです。観光、旅館などはもちろん、居酒屋でみんなでワイワイ楽しんだり、その場に行かないと話せない店主やスナックのママなどとの会話を楽しむというのも、大きな価値となるでしょう。

現在は、コロナウイルスの影響で、自粛ムードが高まっていますが、それ以前から、なかなかお客さんが来ないと悩んでいらっしゃる方がおりましたら、まず「それは本当に実店舗でしか提供できないのか」という問いをしてみるといいかもしれません。

当然ですが、お客さんは、どんどん楽で、自分にとって都合のいい場所へ向かっていきます。

商品やサービスを構えて待っているのではなく、お客さんにとって、どんな利便性や価値を提供できるか、そしてそれを効果的にアピールしていくのか、ということをセットで行なっていくことが、今後はさらに重要になっていくと感じます。

ここで、一つ面白い切り口でのお話をして本記事を締めたいと思います。

中国旅行をしたことがある方のなかに、金色に光っている、お酒とタバコが置いてある店舗を見たことがある人がいるかもしれません。

このお酒とタバコのお店は、実は、中国の若者にとっても謎のお店のようで「お客さんがいるところを見たことがないのに、どうしてつぶれないんだろう」と不思議がっているようです。

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日本でいうと、竿竹屋はなぜ潰れないのか?と言った疑問に近いようです。

この、お酒とタバコですが、実は贈答品用の商品です。中国では、結婚式や中秋、春節といった際に、お酒とタバコを相手に送り合う習慣がいまだに残っています。そして、そのような多くの店において中秋と春節の売上が全体の売り上げの6割程度を占めるようです。

このようなお店は、取引先など企業の贈答品などで利用する固定客をつかんでいる店も多くなっています。

購入の動機はご贈答品、つまりギフト中心なので、ほとんどのお客さんは割引を要求をしません。つまり、定価で販売できるため、利益率はかなり高くなっています。ですので、一般のお客さんが来なくても、経営に影響がないのです。

当然、インターネットでも、このようなお酒やタバコは購入できます。さらに、多くの場合、このような実店舗よりも安く購入できます。

しかし、割引で安く買ったものを人に贈るというのは、中国人にとって、相手をバカにしていることにつながってしまうため、多くの場合、多少高くても、昔からある実店舗で購入するのです。
(面子が大切な中国では、高額タバコや酒を送ることで相手の面子を保つ意味があります)

上記の例も、中国のビジネスマナーを踏まえた、実店舗の強みを活かした例と言えるでしょう。

そのように考えると、実はまだまだ、色々な分野で可能性があるように感じます。

投稿者

新川 達朗
新川 達朗EWORKS株式会社 取締役
【VR・ARアドバイザー】
【動画クリエイター】
【NHK水戸 出演】
【ITコンサルタント】
【日本Web大賞 受賞】
【eスポーツ イベントプロデューサー】
【茨城県eスポーツ産業創造戦略検討調査業務 プロジェクトメンバー】