【ネットショップのプロが教える】「自社ドメインサイト」と「ECショッピングモール」どちらをやるべきなのか- EWORKS株式会社の情報強者になるブログ

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こんにちは。EWORKS株式会社の新川です。

今回は、ECサイトの運営を検討している方によくある質問である「自社ドメインサイト」と「ECショッピングモール」、どちらをやるべきなのか?について、個人的な私見を交えながら、お話させていただこうと思います。

ネットショップを運営する際、売り場となる場所を選ぶことは重要です。

販路拡大を検討されている方は、効果を最大化するためにも、ぜひ参考にしていただけますと幸いです。

それでは、よろしくお願いいたします。

「自社ドメインサイト」と「ECショッピングモール」。どちらがいいのか

新規にECサイトを構築する、または販路拡大をする際に、「ECショッピングモール」に出店するのか、それともドメインを取得し、自社でECサイト構築する「自社ドメインサイト」を選んだ方がいいのか。

結論だけ知りたいという方もいらっしゃると思いますので、今回は、そちらからお伝えします。

「ECショッピングモール」=時間をかけずに、とにかく最速で売上を伸ばしたい方。イメージ的には短距離走型タイプ。

「自社ドメインサイト」=初めは売れなくても、長期的な視点で事業を伸ばしていきたい。自社の資産を育てたい方向き。イメージ的には長距離走型タイプ。

ECショッピングモールは結果が出るのが比較的早い

「ECショッピングモール」は、極端な話、新規出店であっても、無名の店舗であっても、売れる商品(人気商品、最安値など)、を販売していれば、売れます。

一見、当たり前のことを言っているようですが、決して当たり前ではないのです。

例えば、自分たちの家から近い場所に、実際の店舗として「Bモール」という巨大なショッピングモールがあるとしましょう。

そこに行けば、多くのお店があり、商品があります。探しているものは容易に手に入るでしょう。

一方、ネットや情報誌にも乗っていない、地方の、さらにそのまた地方にあるような人目のつかない場所に「A店」というお店があるとします。

電車やバスを乗り継ぎ、タクシーに乗って、さらに徒歩を重ねることで、やっと辿り着くようなお店です。

このお店に、話題の人気商品が販売しているとします。

さて、この「A店」の商品ですが、この状態でショッピングモール以上に売ることができるでしょうか・・・?

「ECショッピングモール」は、大企業が運営していることがほとんどであり、抜群の認知度・知名度があります。

もちろん集客力もあり、ユーザーのなかには、そのモールでしか商品を購入しないという方もいます。

わざわざ苦労をして、見つかりづらい場所を探すよりも、そちらで購入した方が時間も手間も少なくなります。

だからこそ「自社ドメインサイト」よりも、早く結果が出やすいのです。

利益率の高い自社ドメインサイト。しかし、集客が困難

「自社ドメインサイト」で難しいのは、先述した「ECショッピングモール」とは逆で、サイトへの集客です。

先述した「A店」のような例が、「自社ドメインサイト」では、しばしば起こっています。

つまり、お客様に知ってもらうことが「自社ドメインサイト」の最初の課題になります。

もちろん費用があれば、広告媒体を使って露出する方法もありますが、中小零細企業や個人事業主の方は、なかなか費用をかけられないと思います。

そこで「自社ドメインサイト」では、SEO対策などのアクセス対策が重要になってきます。

ご存知の方も多いと思いますが、SEO対策とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンに対し、狙ったキーワードで上位に来るように対策をすることです。

もちろんアクセス対策は、「自社ドメインサイト」だけではなく、「楽天市場」や「Amazon」などの「ECショッピングモール」内検索においても重要な施策になります。

検索でもショッピングでも、何かのキーワードで検索し、15ページ目などに自分のサイトや商品が表示されても、ほとんど見てくれることはないでしょう。

もっとも、「ECショッピングモール」は、その商品の競合が少なかったり、ユーザーが検索条件を変えるなどすれば、比較的、閲覧してもらえる可能性があります。

これに対し、「自社ドメインサイト」は、商品を販売しているページだけではなく、それに関連する情報なども検索の対象に含まれます。

つまり、GoogleもしくはYahoo!に登録されているすべてのサイトが対象となってしまうため、上位表示がより困難になってしまうのです。

例えば、「ECショッピングモール」は、そもそも商品の購入を目的としているユーザーが訪れ、商品を探します。

ですので、それに関連するキーワードなどで対策をすれば基本的には問題ありません。

これに対し「自社ドメインサイト」は、見込み客に対してアプローチできるキーワードで上位表示をする必要があります。

例えば、「お茶」を販売しているサイトがあるとしましょう。

そのユーザーに対し、「お茶 栄養」で上位表示しても、それほど効果的ではありません。

なぜなら、そのユーザーは、お茶の購入よりも栄養の情報をメインに求めていると思われるからです。

お茶をネットで購入したい方は「お茶 通販」などで検索すると思われます。

ですので、「お茶 通販」で上位表示をする必要があります。

ただし、「お茶 通販」などのように、売上に直結するようなキーワードは、当然ですが、上位表示するのが難しくなります。

見込み客に対するキーワードの選び方、上位表示のコツなどについては、また機会があれば、お話しできればと思います。

いずれにしましても「自社ドメインサイト」は自分のサイトを見てくれる方を、より自発的に増やしていく必要があります。

その代わり、アクセスを集められるようになった「自社ドメインサイト」は、様々な特典があります。

こちらは、記事内の「自社ドメインサイトのメリット」で、ご紹介していますので、参考にしていただければと思います。

私の知り合いは、ホームページ黎明期から自社ドメインサイトを作っており、その後、大企業がそのサイトを高額で買い取ってくれたそうです。

文字通り、「自社ドメインサイト」は自分の資産になるのです。

自社ドメインサイトとECショッピングモール

さて、ここからは、そもそも「自社ドメインサイト」と「ECショッピングモール」について違いがよく分からないという方について、改めて基礎から解説させていただこうと思います。

「ECショッピングモール」とは、「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」、「Amazon」といった、
インターネット内のショッピングモールに、自社のネットショップを出店する形態となります。

それに対し、ドメインを取得し、ショッピングカート・決済システムの導入など、ECサイトに必要な機能を自社で構築するのが「自社ドメインサイト」となります。

実店舗で例えると、「ECショッピングモール」は、ジャンルを問わず、様々な店舗が集まって構成されている百貨店。

「自社ドメインサイト」は、自分たちで自由にお店をつくる一軒家のイメージになります。

ECショッピングモールのメリット

「ECショッピングモール」への出店メリットとは、どのようなことでしょうか。

最大のメリットは、ショッピングモール側が集客を全面的に行ってくれることです。

例えば、ECショッピングモールの老舗である「楽天市場」。

楽天市場のページビュー数は、※約33億PVと発表されています。

※出典:Nielsen NetView・Nielsen MobileNetView、2015年1月~12月
月ごとのパソコンとスマートフォンのページビュー数を合算し12ヶ月平均して算出

ページビューとは、簡単に言えば、楽天市場内でどれだけのページが閲覧されたかということになります。

各モール内のアクセス分析や、Googleアナリティクスを利用している方ならご承知かと思いますが、月に33億ものページビュー数を稼ぐのは、
大企業や芸能人などといった、ブランディングされている企業、人ではないと、ほとんど至難の技です。

そういった膨大な数のユーザー、しかも「商品を購入したいという見込み客」を、抜群の知名度と資金で集めてくれるのが「ECショッピングモール」の強みです。

ECショッピングモールのデメリット

一方、デメリットですが、型番商品などの汎用品・日用品などは、同商品を取り扱う店舗と比較され、価格競争にさらされやすいという点にあります。

さらに、販売成立時にモールごとに定められた販売手数料(一部店舗を除く)が、かかってしまうのも、コスト面でのデメリットと言えるでしょう。

また、モールが集客をしているといっても、もちろん、そのショッピングモール内での検索対策も必要です。

特に、新規出店者は、しっかり準備、対策をする必要があり、早期に露出を高めたいなら、モール側に費用を払って、お店や商品の露出をしてくれる広告を購入することも必要になってきます。

また、ECショッピングモールは、多くの場合、厳格なルールが定められています。

そのルールを逸脱してしまえば、最悪の場合、退店処分になってしまうこともあります。

また、出店料や売上への手数料の値上げなど、ECショッピングモール側でルールの改定があった場合、それを受け入れるしかありません。

さらに、顧客情報はECショッピングモールが管理していることがほとんどで、重要な顧客リストの育成が難しいこともデメリットの一つに挙げられます。

自社ドメインサイトのメリット

一方、「自社ドメインサイト」のメリットに、利益率が高いということが挙げられます。

通常、ECショッピングモールに出店した際、出店料や売上に対する販売手数料などがかかります。

しかし、自社ドメインサイトには、当然ですが「ECショッピングモール」側に支払う費用はありません。

販売手数料が定められている「ECショッピングモール」と「自社ドメインサイト」で、同じ売上額だった場合、売上の規模が大きくなればなるほど、「自社ドメインサイト」の方が利益率が高くなります。

また、顧客情報は、「ECショッピングモール」の場合は、そのモール側が管理していますが、「自社ドメインサイト」では、自社の顧客情報は自由に活用できます。

顧客リストを活用したマーケティングをされたい方は、「自社ドメインサイト」で、顧客リストを育成する方が良いでしょう。

自社ドメインサイトのデメリット

自社ドメインサイトのデメリットは、冒頭にもお伝えしたように、集客をどのようにしていくか、が最も大きな課題となります。

また、カートシステムや決済などのECサイトに関するシステムを構築、あるいはレンタルなどをして導入する必要があるため、ECショッピングモールよりも、出店と運営のハードルが高くなります。

最近は、BASEなどのように、無料で簡単にECサイトを作成できるサービスもありますが、本格的に集客、販売をしたいのならば、しっかり構築・運営ができるカートシステムを選んだ方が、後々のためにもなると思います。

今回のまとめ

今回は、「自社ドメインサイト」と「ECショッピングモール」について、基礎的なことを解説させていただきました。

「ECショッピングモール」については、「Amazon」や「楽天市場」などの様々な出店モールがあり、「自社ドメインサイト」についても、構築の方法など様々な選択肢があります。

次回以降、より詳しく、各ECモールの紹介、自社ドメインサイトの構築、など情報を配信させていただければと思います。

今回も、お読みいただき、ありがとうございました。

EWORKS株式会社
新川 達朗

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